CL/EL チャンピオンズリーグ

CL準決勝に残った史上最年少監督TOP5

写真提供: Gettyimages

ヨーロッパ中の最強クラブが戦うチャンピオンズリーグ(CL)は本日19日(現地時間)のオリンピック・リヨン対バイエルン・ミュンヘンで準々決勝の幕を閉じる。

同大会で上位まで勝ち進むには監督の戦術がとても大事になると言われているが、戦術のスキルというのは簡単に身につくものではない。経験を積み重ね、得るものである。

一方、監督歴が浅い複数の指揮官は同大会の準決勝までたどり着いたことがある。今回はCL準決勝に残った最年少監督TOP5をまとめてみよう。1人は今季のCLで同ランク入りを果たした…。

なお、下記のデータはイタリアの『SkySport』に基づくものである。


カルロ・アンチェロッティ 写真提供:GettyImages

5位 アンチェロッティ
チーム:ユベントス
年齢:39歳281日

現在エバートンの監督を務めるカルロ・アンチェロッティは、1998/99年シーズンに解任されたマルチェロ・リッピの後を受け、ユベントスの指導官となった。

しかし、監督を変更しても、ユベントスは国内で結果を出すことができなかった。ランキングの中位にとどまっていたビアンコネーリ(ユベントスの愛称)は挽回できず、7位でシーズンを終えた。

一方、アンチェロッティの元でユベントスはCL準決勝までにたどり着き、マンチェスター・ユナイテッドと対戦することとなった。1stレグと2ndレグ合計4-3で破れることとなったが、同シーズンの厳しい状況の中でのこの結果は良いものであったと言ってもいいだろう。

ユナイテッド戦当日、アンチェロッティは39歳と281日であった。


ジョゼップ・グアルディオラ 写真提供:GettyImages

4位 グアルディオラ
チーム:バルセロナ
年齢:38歳86日

2008年から2012年にかけてバルセロナを指導し、同クラブを多くの勝利に導いた現マンチェスター・シティの監督ジョゼップ・グアルディオラ。

2008/2009年シーズン、彼が38歳86日であった時にバルセロナはCL準々決勝でチェルシーと対戦し、ファイナルに進むことができた。そして、同クラブはサミュエル・エトオとリオネル・メッシのゴールで決勝戦の相手だったユナイテッドを破り、グアルディオラは初めてのCLトロフィーを手にした。

なお、グアルディオラはその次の2009/2010シーズンにも39歳78日でバルセロナを準決勝まで導いたが、優勝したインテルに敗れることとなった。


ディディエ・デシャン 写真提供:GettyImages

3位 デシャン
チーム:モナコ
年齢:35歳173日

2001年から2005年にかけてフランスのモナコで監督としての初経験を積んだ現フランス代表のディディエ・デシャン。フランスのクラブでの1年目はリーグ・アン下位に甘んじたが、2002/03シーズンには2位という素晴らしい結果でシーズンを終え、CL出場権を手に入れた。

その後もモナコの勢いは止まらない。CL2003/04シーズンに同クラブは順調に勝ち上がり、デシャンは35歳と173日でチェルシーとの準決勝を迎え、見事に勝利を収めた。

残念なことにフランスのクラブは決勝戦で0-3でポルトに破れたが、短期間での素晴らしい活躍によってデシャンはユベントス(2006–2007)やフランス代表(2012年〜)の監督を務めるほど素晴らしいキャリアを迎えることとなる。

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名前Uccheddu Davide(ウッケッドゥ・ダビデ)
国籍:イタリア
趣味:サッカー、アニメ、ボウリング、囲碁
好きなチーム:ACミラン、北海道コンサドーレ札幌、アビスパ福岡

14年前に来日したイタリア人です。フットボール・トライブ設立メンバーの1人。6歳の時に初めてミランの練習に連れて行ってもらい、マルディーニ、バレージ、コスタクルタに会ってからミランのサポーターに。アビスパ福岡でファビオ・ペッキア監督の通訳も務めた経験があります。

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