チェルシーが、ウェストハム・ユナイテッドに所属するイングランド代表MFデクラン・ライスの争奪戦に加わったようだ。10日、英紙『Mirror』が報じている。
ロンドン出身のライスは、チェルシーのユースチームを経て2014年にウェストハムの下部組織に入団。以降メキメキと頭角を表し、2016/17シーズンの最終節でトップチームデビューを果たした。ライスは今シーズンもウェストハムで不動のレギュラーとして君臨しており、イングランドの代表チームでも欠かせない戦力に成長している。
報道によると今夏、レアル・マドリードが中盤の強化を目論んでおり、そこで目に付けたのがチェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテのようだ。チェルシーの監督であるフランク・ランパードは今シーズン負傷がちなカンテに痺れを切らしており、放出も辞さない構えであると伝えられている。同クラブはもしこの夏の移籍市場でカンテを失った場合、ライスが完璧な後継者になると考えている。
しかしマドリードはマンチェスター・ユナイテッド所属のフランス代表MFポール・ポグバにも強い関心をしており、移籍成立はポグバの動向次第による影響が大きいとされている。
14歳でチェルシーを去って以降、順調に守備的MFとしてのキャリアを歩んできたライス。果たして現在21歳になった今、7年ぶりに古巣へ復帰することはあるのだろうか。
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