「実はここだけの話…」ほど興味惹かれるものはない。
英メディア「スカイ・スポーツ」が、今シーズンプレミアリーグ20チームの「意外に知られていない事実」について取り上げたので今回はその第3弾をご紹介する。
サウサンプトン
・サウサンプトンはアウェイゲームにおいてたった「210分」しかビハインドを強いられたことがない。これ以上に少ない時間を記録しているのはリバプールだけだ。
・アウェイゲームには強く「14試合を戦い勝ち点20ポイント」はリーグ6位に位置する。しかし、セインツがリードした状態から取りこぼした勝ち点はラルフ・ハーゼンヒュットルが就任した2018年以降「30ポイント」にも及ぶ。
・肝心のホームゲームは苦戦している。今シーズン「15試合を戦い勝ち点14ポイント」は他のどのチームのホームゲームの成績よりも悪い結果である。
・ピエール・エミール・ホイビュルクはサウサンプトンにとってなくてはならない存在だが、ここまで「41回」ものシュートを放ちながら未だにノーゴールである。今シーズン無得点の選手の中で、最も多くのシュート数を放っている。
シェフィールド・ユナイテッド
・アウェイゲームの敗戦数が最も少ないのはリバプールの1敗。それに次いで少ないのはシェフィールド・ユナイテッドで2敗である。
・シェフィールド・ユナイテッドがここまで記録した「10回」のクリーンシートはマンチェスター・シティやレスター・シティと並ぶ功績である。これ以上に多いクリーンシートを記録したのはリバプールとバーンリーのみ。
・指揮官であるクリス・ワイルダーは今シーズン「31箇所」しかスターティングイレブンの入れ替えを行っていない。ジャック・オコネル、エンダ・スティーヴンス、ジョージ・ボルドック、オリヴァー・ノーウッド、クリス・バシャムの5人は27試合すべてでスターティングイレブンに選出されている。
・交代出場で出た選手がよく得点することでも知られている。今シーズンの30ゴールの内「20%(6ゴール)」は交代出場した選手によるものである。
トッテナム・ホットスパー
・トッテナムはリーグ戦29試合の中で29名の選手を起用しリーグ最多となっている。20試合以上出場したのは、トビー・アルデルベイレルト(27試合)、セルジュ・オーリエ(22試合)、ダビンソン・サンチェス(21試合)の3選手だけである。
・今シーズンのトッテナムの40失点は、残り9試合を残しながらも既に過去4シーズンの記録を上回っている。16/17シーズンの26失点から毎シーズン失点数は上昇し続けている。
・守備に課題を残すトッテナムだが、ウーゴ・ロリスは着実に自身の仕事をこなしている。ここまでに記録した「78.1%」ものセーブ率はアリソン・ベッカーについて2番目に高いセーブ率である。
・ここまでの消化試合数において、昨シーズンと比較した勝点のギャップで最も大きく乖離が発生しているのはトッテナムである。(2018/2019シーズン:61、2019/2020シーズン:41)昨シーズンと同等に持ち込むためには残り9試合で7勝しなければならない。
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