日本代表・海外組 代表チーム

森保監督、U-23日本代表についてコメント「今後の活動は状況を見て」

日本代表の森保一監督 写真提供:GettyImages

 日本サッカー協会(JFA)は1日、U-23日本代表の今後の活動について、森保一監督のコメントを発表した。

 JFAは1日に、新型コロナウイルスの影響で6月の日本代表のFIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選の延期を発表。また、東京オリンピック延期に伴い、7月に予定されていたU-23日本代表のキリンチャレンジカップ2020も中止が決定した。これを受けて同代表を率いる森保監督は「今後のU-23日本代表の活動は状況を見ての判断になると思います」とコメントしている。

 森保監督のコメントの全文は以下の通り

森保一

「6月に予定されていたFIFAワールドカップ予選の延期が決定しました。今、世界に拡大している新型コロナウイルスの感染状況を考えると、この決断は当然と考えています。これからの活動については、どの時期に再開しても、そのときに力を発揮できるよう、今できることに全力で取り組み、しかるべきときに向けて準備をしていきたいと考えています。

そして、東京オリンピックの延期にともない、大会直前に兵庫で予定していたU-23日本代表のキリンチャレンジカップ2020も中止することになりました。東京オリンピックは、2021年7月の開幕が正式に決まりました。今後の活動SAMURAI BLUE同様、状況を見ての判断になると思います。オリンピック開幕も新型コロナウイルス感染症が収束していることが大前提です。我々が目指す金メダル獲得に向けて、次の活動を心待ちにしながら、選手、スタッフそれぞれが今できることに取り組んでいきます。

このウイルス感染をこれ以上拡大させないために、みんなが団結するときだと思います。こうした苦境で発揮される日本人の規律を守る心、団結力、組織力を私は信じています」





 新型コロナウイルスの感染が拡大し、日本を含む世界中のサッカー界に大きな影響を与えている。一日でも早い終息を願うばかりだ。