プレミアリーグ エバートン

キーン途中出場から18分で交代も監督は「時間を稼ぎたかっただけ…」

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 エバートンは15日、プレミアリーグ第17節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。ユナイテッドのスウェーデン代表DFビクトル・リンデロフのオウンゴールで先制したものの、77分にユナイテッドのイングランド人FWメイソン・グリーンウッドに同点ゴールを決められ、1-1で引き分けた。

 この一戦で話題となったのがエバートンのイタリア代表FWモイーズ・キーン。キーンは70分に途中出場を果たしたものの、89分に再び途中交代。ダンカン・ファーガソン暫定監督と握手を交わさずにその場を後にした。

 15日、英紙『デイリーメール』は、ファーガソン暫定監督のコメントを伝えている。



ダンカン・ファーガソン

「なぜ彼が混乱してるのかは分かっているよ。多分明日、彼と話すだろう。途中出場から後退させられたらわかることだよ。私はプレーヤーとしてそれを経験したことがあるんだ。

 私はただ新たな選手を投入したかっただけだ。残念ながら、交代選手がキーンだっただけだよ。彼はゲームスピードを速めようとしたんだ。私はゲームの流れをよりエバートンに引き込みたかったんだ。キーンには少し難しかったね。私はただ時間を稼ぎたかっただけだよ」

 キーンを交代させたことに対して、同選手との間の確執は認めなかったファーガソン暫定監督。キーンは今シーズン、プレミアリーグに13試合出場しているものの未だゴールを残しておらず、移籍も噂されている。もしかするとこの一件が移籍の決定打となるかもしれない。