
懸念が多いユベントス
セリエAで絶対的王者の地位を確立し、インテルが優勝争いに絡むうえでは避けて通れない相手がユベントス。しかし、今シーズンは不安要素が少なくない。開幕節のパルマ戦はジョルジョ・キエッリーニのゴールで何とか勝利をものにしたものの、勝ち点を取りこぼしてもおかしくない試合だった。
今夏の移籍市場でマタイス・デ・リフトやアドリアン・ラビオ、アーロン・ラムジーといった新戦力を獲得したユベントスだが、開幕節ではだれ1人としてスタートから起用されることはなかった。チームへの合流が遅かったわけではないが、サミ・ケディラとブレーズ・マテュイディのベテランコンビが中盤で起用されている。
また、中央でプレーするストライカーにも問題がある。ゴンサロ・イグアインがスタートで起用されたが、スペースのない場面での即興的なプレー以外はイマイチで、攻撃がうまく機能しない一因となった。どの選手を中央でプレーさせるのだろうか。答えを出すには時間がかかりそうだ。

勝利に徹するコンテと哲学に徹するサッリ
今シーズンからインテルで指揮を執っているアントニオ・コンテ監督は、勝利のために柔軟かつ的確な決断が下せる監督だ。ユベントスを常勝軍団に導き、戦力に乏しいイタリア代表で善戦。チェルシーでも監督就任1年目からリーグタイトルをものにしている。
これらのことからわかるように、コンテ監督は勝利という結果にめがけて最短距離で戦うことのできる監督だ。一方のライバルであるユベントスのマウリツィオ・サッリ監督が、少し対照的な部分がある。
自身の哲学を信じ、ナポリで美しいフットボールを実現したサッリ監督だが、状況が厳しい中でそれを乗り越えて勝ちきれる力を見せれてはいない。監督の性質の違いが、優勝争いに大きく影響する可能性がある。
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