プレミアリーグ チェルシー

古巣復帰も苦しむランパード。チェルシー直近の3監督はどうだった?

写真提供:Gettyimages

アントニオ・コンテ

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2015/2016シーズン限りでチェルシーの監督を解任されたモウリーニョ氏の後任として監督に就任したのがコンテ氏。現在はインテルで指揮を執っている。ユベントスの常勝軍団への礎を築き、イタリア代表も限られた戦力で高みに導いた手腕が評価されての招聘だった。

ディフェンスの整備に定評のあるコンテ氏だが、開幕節のウェストハム・ユナイテッド戦ではそのディフェンス面に脆弱さが見えた。3バックが有名なコンテ氏だが、開幕当初は4-1-4-1の選手配置をメインに戦っていた。

コンテ氏が3バックを採用したのは第7節から。第6節のアーセナル戦に3-0で完敗を喫したことで、伝家の宝刀を抜いた。以降は一度も3バックを解体することなく連戦連勝。クラブ最高記録である13連勝も記録した。こうして、2年ぶりにチェルシーにプレミアリーグのタイトルをもたらしている。


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マウリツィオ・サッリ

2年ぶりにタイトルをもたらしたものの、翌シーズン終了後に解任されたコンテ氏。その後任となったのがサッリ氏だ。現在はユベントスで指揮を執っている。

サッリ氏が率いたチェルシーは開幕節でマンチェスター・シティと激突。結果として2-0で完敗を喫した。ただ、続くハダースフィールド・タウン戦に3-0で勝利したことにより不安はある程度払しょくされた。

しかし、サッリ監督はあまりにも頑固だった。対策を練る相手に対しても、自身の哲学を曲げることはなく、我道を貫いた。エンゴロ・カンテの起用法に関しては、多くの否定的な意見が飛び交った。

ただ、サッリ氏は多くの批判を浴びながらもヨーロッパリーグ(EL)を制覇し、リーグ順位でも翌シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権をクラブにもたらした。最低限以上の仕事は果たしたと言えるだろう。


 

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名前:菊池大将
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