チェルシーはホームスタジアムのスタンフォード・ブリッジ周辺で行われた転売行為に対して法的措置を講じ、その内の1人に6ヵ月の禁固刑が言い渡されたようだ。15日、英メディア『スカイ・スポーツ』が報じている。
世界各国のあらゆる競技で問題となっているチケットの転売問題。チェルシーも多くのクラブと同様に、その問題に悩まされていた。スタジアム周辺での転売活動だけで、17万ポンド(約2170万円)の被害が出ていたようだ。
その状況の中、スタンフォード・ブリッジ周辺で転売行為を行っていた11名に対して、法的措置を講じたようだ。高等裁判所はチケットの売買を禁止する命令を下し、試合当日にスタジアム周辺に近づくこと禁じたようだ。11名の内1名には、6ヵ月間の禁固刑が言い渡されている。
チェルシーはチケット転売問題に関して、以下のように声明を発表している。
チェルシー
「チケットの転売は、組織犯罪と関連があることが判明しています。スタンフォード・ブリッジ周辺で行われている宣伝に対して講じられた措置は、そのような犯罪や反社会的行動を起こそうとしている他の人々への強いメッセージです。
このクラブは転売行為やダフ屋を容認せず犯罪者を特定し、裁判所を通じて法的措置を講じ、周辺地域の善良なサポーターとビジターにとって安全であることを保障します」
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