3位：ルカ・モドリッチ
クラブ：レアル・マドリード
契約解除金：7億5000万ユーロ（約909億3000万円）
2人目の3位もマドリードから。昨年のバロンドーラー、モドリッチがランクインした。これだけの契約解除金が設定されていながらも、移籍の噂が取りだたされるのは、マドリードに多少なりとも放出するプランもあるということだろう。
2位：アントワーヌ・グリーズマン
クラブ：バルセロナ
契約解除金：8億ユーロ（約970億4000万円）
アトレティコ・マドリードがグリーズマンに設定していた契約解除金は1億2000万ユーロ。これがバルセロナに移籍した途端に、約6.5倍に膨れ上がっている。ただ、8億ユーロでも2位止まりだ。
1位：カリム・ベンゼマ
クラブ：レアル・マドリード
契約解除金：10億ユーロ（約1212億4000万円）
1位にはフランス代表FWベンゼマが輝いた。これでランキングの5選手全員がラ・リーガ所属で、かつバルセロナかマドリードの選手という結果に。これは偶然ではなく、スペインの税制が影響している。
スペインでは移籍金としてクラブ間で金銭の授受がある場合、商業活動と判断され税が課されてしまう。税率は21％と高い。しかし、契約解除金として支払う場合には、課税されないのだ。そのため、ラ・リーガでは他のリーグよりも契約解除金が設定されやすい。
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