パリ・サンジェルマンはラツィオのセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ獲得に向けて、熱心な姿勢を見せているようだ。17日、フランスメディア『Canal+』が報じている。
ミリンコビッチ=サビッチはセリエA若手MFの中でも最も期待を寄せられている選手だ。組み立ての部分からチームを支え、ラストパス、フィニッシュの精度も抜群。フィジカル能力も高く、ズラタン・イブラヒモビッチと比較されることもある。攻守にわたって複雑かつ繊細なタスクを課されるラツィオの中盤においても、抜群のインテリジェンスを発揮している。
そのミリンコビッチ=サビッチには多くのビッグクラブが関心を示しているとされている。ただ、ラツィオが設定している1億ユーロ(約121億7000万円)という値段が移籍の1つの障害となっている。これはPSGについても同じであり、PSGが提示する移籍金7500万ユーロ(約91億3000万円)+500万ユーロ(約6億800万円)のボーナスとも開きがある。
ラツィオのクラウディオ・ロティート会長は過去に、「選手が新たな挑戦を望むなら、我々は彼らの邪魔はしない」と述べた。果たして、ミリンコビッチ=サビッチの去就はどのような結末を迎えるのだろうか。
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