アトレティコ・マドリード その他

増加する有名選手の強盗被害…今年に入って自宅に侵入された選手たち

 近年増えてきた有名選手たちの強盗被害。主な手口は、選手たちが試合に出場している隙を狙った犯行。また、欧州のトップクラスの選手を狙い、高額な代物を盗んでいく。

 今回は、2019年に強盗被害に遭った選手たちを紹介する。


ケビン=プリンス・ボアテング

今冬、サッスオーロからバルセロナへ移籍したボアテング。2月16日に行われたラ・リーガ第24節のレアル・バジャドリード戦で加入後初先発出場を果たしたその日にバルセロナの自宅が空き巣の被害に遭っており、最大で40万ユーロ(約5000万円)相当のものが盗難されたことが分かっている。


サディオ・マネ

マネは、2月19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント一回戦の1stレグのバイエルン・ミュンヘン戦の最中に強盗被害に。高級時計や携帯電話など複数の所有物が無くなっていることが地元警察の調べで明らかになった。


ダニエウ・アウベス

パリ・サンジェルマンのアウベスは、2月20日にリーグアン第17節のモンペリエ戦で先発出場を果たしていたが、試合中に自宅にあった高級時計や宝石類が盗難に遭っている。被害額は数百万円と報じられた。

なお、PSGの選手の中では昨年12月にチアゴ・シウバとエリック・マキシム・シュポ=モティングが強盗被害に遭っている。


カリム・ベンゼマ

ベンゼマは2月28日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝2ndレグのバルセロナ戦で自宅に侵入された。金品や高級時計などを盗まれ、総額40万ユーロ(約5000万円)の被害が報じられた。


アルトゥール

バルセロナのアルトゥールは5月1日に行われたCL準決勝1stレグのリバプール戦の最中に腕時計など持ち運びやすい貴重品を盗まれた。

なお、バルセロナの選手は昨年2月にフィリペ・コウチーニョ、昨年8月にジェラール・ピケ、昨年11月にジョルディ・アルバが強盗被害に遭っており、近年ボアテングとアルトゥール合わせて5人の選手がやられている。


アルバロ・モラタ

スペイン代表として招集されていたモラタは、先週行われたEURO2020予選のフェロー諸島代表戦の最中に武装集団が家に侵入。妻であるアリーチェ・カンペッロさんと、昨年夏に生まれた双子の息子たちが在宅する中、貴重品や思い出の品を盗み逃げて行ったという。なお当時、家に居た人達に怪我はなかった。


イスコ

イスコもモラタと同様にスペイン代表招集時に強盗被害に遭った。詳しい被害内容は公開されていないが、多大な被害に遭ったとみられる。


ジネディーヌ・ジダン

休暇中だったジダン監督も先日強盗被害に遭った。地中海に浮かぶイビサ島の別荘に宿泊していた際に侵入されてしまったようだ。

なお、ジダン監督もイスコ同様詳しい被害内容は明かされていない。


ルーカス・バスケス

バスケスは家族たちと出かけている最中に侵入されたよう。多数の高価な物や思い出の品を盗まれたと報じられている。

なお、モラタ、イスコ、ジダン監督、バスケスと1週間以内に同じマドリードで被害に遭ったことから、現地警察は同一犯である可能性が高いとみているようだ。


イバン・ペリシッチ

クロアチア代表として8日にウェールズ代表戦、12日にチュニジア代表戦に出場したペリシッチ。代表戦から帰宅すると強盗に入られていたことが判明。

盗まれたのはウブロやオーデマ・ピゲ、ロレックスなどの高級時計のみだったよう。被害総額は8万ユーロ(約1000万円)とのこと。