アーセナルのホームスタジアム、エミレーツ・スタジアムのスタッフは害虫駆除に対する講習を追加で受講したようだ。13日、英紙『デイリー・メール』が報じている。
エミレーツ・スタジアムの「ネズミ問題」が発覚したのは2017年12月のこと。VIPルームのキッチンから大量のネズミの糞が発見された。衛星査察官によればオーブンの下や、洗い場、棚の下、配管など様々な場所から糞が発見されたという。総合的な判断により、ネズミはスタジアムに常駐していると確認された。これは今回明らかとなったことだが、中央処理エリアのドアが完全に締まり切らないことが、ネズミが常駐する直接的な要因だったようだ。
「ネズミ問題」は大きな話題となり、衛生管理局はアーセナルに対して、状況の改善を要求していた。これに対しアーセナルは、スタッフに害虫駆除に対する追加の講習を受講させることで対応したようだ。
この講習により、スタジアムスタッフの害虫への意識は格段に上がったようだ。手洗い時の温度調節など、これまで以上に細かな部分への配慮がなされているという。スタジアムの衛生環境の改善に期待ができそうだ。
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