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チェルシーのスペイン代表DFマルコス・アロンソは今夏アトレティコ・マドリード移籍を熱望しているようだ。現地時間30日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
マルコス・アロンソは2016年夏にフィオレンティーナからチェルシーに加入すると、3バックシステムを採用したアントニオ・コンテ監督から左ウイングバックの主力として高い評価を受けていた。
しかしマウリツィオ・サッリ監督が就任した今季はリーグ戦で31試合に先発出場したものの、ヨーロッパリーグ(EL)ではわずか4試合の先発出場にとどまっており、30日に行われた決勝・アーセナル戦でも出番が訪れなかった。
一方、アトレティコ・マドリードは守備陣でウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディン、フランス代表DFリュカ・エルナンデスの退団が決定しているほか、ブラジル代表DFフェリペ・ルイスの今夏退団もほぼ確実となっており、新戦力確保が優先課題となっている。
またアトレティコはマルコス・アロンソと約2ヵ月前から移籍に向けた会談を行ってきたが、EL決勝での不出場が同選手の移籍決断につながったという見方が広まっている。
ただチェルシーは今夏の移籍市場で補強禁止処分を受けていることもあり、容易に放出を認めないことが予想されるだけに、今後の両クラブの動きに注目が集まる。
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