アーセナルがアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンがUEFAヨーロッパリーグ決勝戦の遠征メンバーに帯同しないことを公式発表した。
“We’re very disappointed to announce that @HenrikhMkh will not be travelling with the squad for our #UELfinal against Chelsea.”
Full statement 👇— Arsenal FC (@Arsenal) 2019年5月21日
ムヒタリアンはアゼルバイジャンとアルメニアがナゴルノ・カラバフ自治州を巡るナゴルノ・カラバフ戦争の影響により国交断絶状態にあるため、アルメニア国籍のムヒタリアンがEL決勝の地であるアゼルバイジャン(バクー)でプレーするのは危険ではないかと危惧されていた。
これに対して、アゼルバイジャンFAの会長エルクハン・ママドフ氏はこの問題への対策が数週間規模で実施されると語っており、EL決勝出場へ向けた動きが伝えられていた。
しかし、今回の発表でアーセナルは「ムヒタリアンをチームの一員として帯同すべく、あらゆる選択肢を徹底して探し、ムヒタリアンと彼の家族と話し合ったが、メンバーには加えないことで合意した」と掲載。
やはり、安全面での保証が確保は難しく、最終的にムヒタリアンの欠場が決定した。
コメントランキング