来季でウナイ・エメリ監督を迎えて2年目のシーズンとなるアーセナル。今シーズン、プレミアリーグでは5位でのフィニッシュになったが、UEFAヨーロッパリーグで決勝戦まで進出し、優勝すれば来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場の可能性を残している。
今回はそんなアーセナルの今夏の補強についてポイントを絞って紹介する。
DFの強化
今シーズン、アーセナルは失点が「51」と多く、3位チェルシーと4位トッテナム・ホットスパーの失点「39」と比べると、やはり守備陣のテコ入れは必要だ。
そんなDFの補強にはローマのギリシャ代表DFコスタス・マノラスやクリスタル・パレスのU-21イングランド代表DFアーロン・ワン=ビサカ、グレミオのアルゼンチン代表DFワルテル・カンネマン、サンテティエンヌのU-21フランス代表DFウィリアム・サリバなど複数選手の関心が報じられている。
ラムジーの後釜
来季からフリーでユベントスに加入することになったウェールズ代表MFアーロン・ラムジー。豊富な運動量と技術を兼ね備えた同選手の後釜候補には、モナコからレンタルでレスター・シティでプレーしたベルギー代表MFユーリ・ティーレマンスやパリ・サンジェルのクリストファー・エンクンク、ホッフェンハイムのドイツ代表MFケレム・デミルバイなどへの関心が伝えられている。
引退するチェフの代役
今シーズンで引退することを発表した元チェコ代表GKペトル・チェフ。現在アーセナルのGK登録の選手はベルント・レノとチェフしかおらず、ゴールキーパの獲得は必須だ。
候補にはドイツ2部のディナモ・ドレスデンに所属するU-21ドイツ代表GKマーカス・シューベルトが6月で契約満了を迎え、フリーで獲得できることからも獲得が有力視されている。
オーバメヤン&ラカゼットをサポートするもう1人のアタッカー
今シーズン、チームを支えたオーバメヤンとラカゼット。オーバメヤンはリーグ戦22得点を決め得点王に輝き、ラカゼットもリーグ戦13ゴール10アシストと失点が多いチームを彼らの得点力で補ってきた。
チームは来季、攻撃にさらなる幅を生み出すためにアタッカーの獲得に動いていると報じられている。
今季アヤックスでブレイクしたモロッコ代表MFハキム・ツィエクをはじめ、今季フランスでブレイクしたリールのコートジボワール代表FWニコラ・ペペ、クリスタル・パレスのコートジボワール代表FWウィルフレッド・ザハ、欧州復帰を希望している大連一方のベルギー代表MFヤニック・フェレイラ・カラスコなど有名どころの獲得を目指している。
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