セリエA ミラン

ミラン、クラブを去るのはガットゥーゾではなくレオナルド?

ミランのレオナルドSD 写真提供:GettyImages

 ミランはジェンナーロ・ガットゥーゾ監督続投の可能性が高まっているようだ。18日、イタリア紙『コリエレ・デラ・セラ』が報じている。

 来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を目指し、今シーズンを戦っているミラン。しかし、ガットゥーゾ監督は攻撃時のアイディア不足などが指摘され、CL出場権を獲得したとしても解任されるのではないかと報じられてきた。

 ただ、ここに来て風向きが変わっている。イバン・ガジディスCEOは、不振やチーム内不和の中にあるチームを見事にコントロールしたガットゥーゾ監督の手腕を高く評価しているようだ。また、解任することで違約金など800万ユーロ(約9億8000万円)が発生することも続投の後押しになっているとみられている。

 一方で立場が危うくなっているのがレオナルドSDだ。ミランはリールのルイス・カンポスSDやラツィオのイグリ・ターレSDに関心を示しているとされており、レオナルドSD解任の可能性が指摘されている。

 はたして、ミランの上層部はこの難局においてどのような決断を下すのだろうか。