ローマは来季の監督人事について、日本代表FW武藤嘉紀が所属しているニューカッスル・ユナイテッドを率いていたラファエル・ベニテス監督やアタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が候補に挙がっているようだ。現地時間12日、イタリア紙『La Repubblica』が伝えている。
ローマは3月に3月上旬にローマダービーでラツィオに完敗を喫したことに加え、チャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の2ndレグでポルト相手に延長の末敗れたことにより、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督を解任。また現在チームを率いているクラウディオ・ラニエリ監督も今季終了後にクラブを離れることを明言している。
そのローマの監督人事を巡っては、元チェルシー指揮官のアントニオ・コンテ氏に年俸950万ユーロ(約11億8800万円)によるオファーを提示したと伝えられていたが、同氏はインテル行きに近づいている模様。
これを受けて、クラブ首脳陣は今季でニューカッスルとの契約期間が満了を迎えるベニテス監督をリストアップしているものとみられる。またアタランタで快進撃を遂げているガスペリーニ監督も候補にあがっているものの、同監督はアタランタで来季チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した場合には残留を選択する可能性が高いと考えられるようだ。
なおローマはリーグ戦2試合を残して勝ち点62の6位となっており、来季CL出場圏内の4位・インテルの暫定で1ポイント差まで迫っている。このリーグ戦での成績による来季欧州カップ戦出場の有無も監督人事に影響を与えるかもしれない。
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