ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

バイエルン、ブンデスリーガ7連覇目前も監督交代の噂が。後任にアヤックス指揮官ら浮上

元レアル・マドリード指揮官のフレン・ロペテギ氏 写真提供:GettyImages

 バイエルン・ミュンヘンは今夏に監督交代を行う可能性があるようだ。現地時間7日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 昨季まで前人未到のブンデスリーガ6連覇を成し遂げているバイエルンは昨季まで元日本代表DF長谷部誠が所属しているアイントラハト・フランクフルトを率いていたニコ・コバチ監督を招へいして今季に臨んでいる。

 ただリーグ戦では4月に行われたデア・クラシカーでボルシア・ドルトムントを下して首位に浮上したものの、チャンピオンズリーグ(CL)ではベスト16でリバプールに敗れている。

 また同クラブ首脳陣は今季終了後にもニコ・コバチ監督を解任し、後任人事の選定に入る可能性があり、その後任候補として現在アヤックスを率いているエリック・テン・ハーグや今季序盤にレアル・マドリードを率いており現在はフリーの身となっているフレン・ロペテギ氏の名前があがっている。

 テン・ハーグ現アヤックス監督はかつてジョゼップ・グアルディオラがバイエルン指揮官を務めていた時に下部組織を指導していた経験を持っていることから候補に浮上している模様。

 またロペテギ氏に関しては現時点でバイエルン首脳陣がコンタクトをとったという情報はないものの、かつてバイエルンでプレーしていたドイツ代表MFトニ・クロースから同氏の情報を得ているという噂が取りざたされているようだ。

 なおバイエルンは現在リーグ戦で2試合を残して勝ち点74の首位に立っており、2位のドルトムントには4ポイント差をつけている。もし仮にブンデスリーガ7連覇を達成しても、クラブ首脳陣は指揮官交代に踏み切るのだろうか。