リバプール バルセロナ

CL準決勝で注目の古巣対戦が! バルサとリバプールに所属した選手5選

 チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグ・バルセロナ対リバプールが現地時間1日に行われるが、この一戦はブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョやウルグアイ代表FWルイス・スアレスにとって古巣対戦となり、多くのファンが同選手に注目している。そこで今回は過去にこの2クラブに所属した経験のある5選手について取り上げる。


ホセ・マヌエル・レイナ

年齢:36

ポジション:GK

リバプール在籍期間:2005年~2013年

バルセロナ在籍期間:2000年(トップチーム昇格)~2002年

主な獲得タイトル:UEFAスーパーカップ(2005/06)、FAカップ(2005/06)、英リーグ杯(2011/12)

バルセロナ下部組織出身のレイナは、2000/01シーズンにトップチーム昇格を果たすものの、わずか2年後にはビジャレアルにレンタルで放出される。しかし2004/05シーズンにチャンピオンズリーグ(CL)のタイトルを奪取したリバプールに加入すると、正守護神として長らくチームを支えた。ただプレミアリーグやCLのタイトルを獲得することはできず、2013/14シーズンにナポリへレンタル放出されると、翌シーズンにドイツ王者・バイエルン・ミュンヘンへ完全移籍した。


ハビエル・マスチェラーノ

年齢:34

ポジション:MF

リバプール在籍期間:2007年~2010年

バルセロナ在籍期間:2010年~2018年

主な獲得タイトル:チャンピオンズリーグ(2010/11、2014/15)、ラ・リーガ(2010/11、2012/13、2014/15、2015/16)、コパ・デル・レイ(2011/12、2014/15、2015/16、2016/17)、クラブW杯(2011年、2015年、2016年)

中盤アンカーを本職としていたマスケラーノは2007年冬にウェストハム・ユナイテッドからリバプールに加入するも、2006/07シーズンの残りシーズンはウェストハムで過ごした。ただリバプール在籍期間はタイトルを獲得することができず、わずか2シーズンで退団。しかしバルセロナでは主力として4度のリーグタイトル獲得や2度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇に大きく貢献。中でも2014/15シーズンにはルイス・エンリケ監督のもと、3冠達成を成し遂げている。


ルイス・ガルシア

年齢:40

ポジション:FW

リバプール在籍期間:2004年~2007年

バルセロナ在籍期間:1998年(トップチーム昇格)~2004年

主な獲得タイトル:チャンピオンズリーグ(2004/05)、FAカップ(2005/06)

バルセロナ下部組織出身のルイス・ガルシアがトップチーム昇格後にレアル・バリャドリード、テネリフェなどのべ5クラブへのレンタル移籍を繰り返すなど、自身のクオリティをバルセロナで発揮することができなかった。しかし2004年夏にリバプールへ加入すると、加入1年目にしてチャンピオンズリーグ(CL)優勝に大きく貢献。翌シーズンにはFAカップのタイトルも手にするなど、自身のキャリアで最高潮の時期となっている。


ルイス・スアレス

年齢:31

ポジション:FW

リバプール在籍期間:2011年~2014年

バルセロナ在籍期間:2014年~

主な獲得タイトル:英リーグ杯(2011/12)、チャンピオンズリーグ(2014/15)、ラ・リーガ(2014/15、2015/16、2017/18、2018/19)、コパ・デル・レイ(2014/15、2015/16、2016/17、2017/18)、クラブW杯(2015年、2016年)

アヤックスでエールディビジのリーグ得点王に輝くなど、ストライカーとしてのクオリティをいかんなく発揮していたスアレスは、2011年冬にリバプールに加入すると、絶対的な点取り屋として君臨。2013/14シーズンにはリーグ得点王に輝いたものの、プレミアリーグのタイトル獲得は叶わず、2014年夏にバルセロナへ移籍。そのバルセロナではアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとともに前線の強力な攻撃陣を形成しており、数多くのタイトルを獲得している。


フィリペ・コウチーニョ

年齢:26

ポジション:MF

リバプール在籍期間:2013年~2018年

バルセロナ在籍期間:2018年~

主な獲得タイトル:ラ・リーガ(2017/18、2018/19)、コパ・デル・レイ(2017/18)

ブラジル1部のバスコ・ダ・ガマの下部組織からインテルへの加入が内定するなど鳴り物入りで欧州上陸を果たしたものの、インテルでは主力としての地位を確立することができなかった。しかしリバプール加入以降は攻撃陣をけん引する存在としてブレンダン・ロジャーズ監督やユルゲン・クロップ監督から重宝された。ただバルセロナ加入以降は高額な移籍金に見合うだけの活躍を披露することができず、周囲から批判を浴びる時期もあった。