元チェルシー指揮官であり、今季はここまでフリーの身であるアントニオ・コンテ氏はイタリアでの監督業再開の可能性について具体的な言及を避けているようだ。現地時間27日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
コンテ氏を巡ってはセリエAクラブで来季から再び指揮を執るという噂が駆け巡っており、その候補としてローマの名前があがっている。
またローマは3月に3月上旬にローマダービーでラツィオに完敗を喫したことに加え、チャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の2ndレグでポルト相手に延長の末敗れている。
これを受け、首脳陣はエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督を解任するとともに、元レスター・シティ指揮官のクラウディオ・ラニエリ氏を今季終了後までの契約期間で招へいしているが、来季の監督人事に関しては、現時点で不透明となっている。
ローマはすでにコンテ氏に対して年俸950万ユーロ(約11億8800万円)によるオファーを提示したと伝えられる中、同氏はひとりのローマファンから指揮官就任の可能性に関する質問に対して「様子を見よう」とだけ答えるにとどまっており、これまでの報道内容を否定していないようだ。
なお、コンテ氏招へいに向けてはローマの他にもユベントスやインテルが動く可能性があると伝えられている。果たして同氏とローマの交渉は水面下でどこまで進んでいるのだろうか。
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