バイエルン・ミュンヘン レアル・マドリード

ハメスの去就はドルトムント戦での不出場が決定打に。バイエルン指揮官は来季の構想に入れず

バイエルン・ミュンヘンのニコ・コバチ監督 写真提供:GettyImages

 バイエルン・ミュンヘンのニコ・コバチ監督はやはりコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスを来季の構想に入れていないようだ。現地時間24日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 バイエルンは今月6日に行われたブンデスリーガ第28節・ボルシア・ドルトムント戦で5-0と勝利を飾ったことにより、ドルトムントから首位の座を奪っている。

 ただこのデア・クラシカーでコバチ監督はハメス・ロドリゲスを90分間ベンチに置いており、この決断が同選手の去就に大きな影響を与えることになるという見方が広まっている。

 ハメス・ロドリゲスは2017年夏にレアル・マドリードから2年レンタルで加入しており、今季終了後にそのレンタル期間が満了を迎える。またバイエルンにはこの契約において4200万ユーロ(約53億円)の買い取りオプションが付帯されている。

 しかしドイツ紙『ビルト』が伝えるところによると、コバチ監督は同選手のプレースタイルが自らの目指す形にはまっていないと判断するとともに、より俊敏性に優れた中盤の選手を獲得したい考えを持っているようだ。

 なお、同クラブのウリ・ヘーネス会長もハメス・ロドリゲスの買い取りオプションを行使しない意向を明らかにしており、今夏のレアル・マドリード復帰が既定路線になっていると考えて良いかもしれない。