
ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長はチェーザレ・プランデッリ監督を続投させるようだ。現地時間22日、イタリア・ジェノヴァの地元紙『Il Secolo XIX』が伝えている。
ジェノアは昨季途中から指揮を執っていたダビデ・バッラルディーニ監督のもとで今シーズンに臨んだものの、10月上旬に解任。その後イバン・ユリッチが再び指揮官に復帰したものの成績不振に伴い、わずか2カ月でチェーザレ・プランデッリへの監督交代へ踏み切っていた。
今季すでに2度の監督交代を行っているジェノアであるが、第33節終了時点で勝ち点34の15位であり、降格圏の18位・エンポリとの勝ち点差はわずか5となっている。
これを受けて、プレツィオージ会長は20日に行われたセリエA第33節・トリノ戦で黒星を喫した後にプランデッリ監督を解任し、バッラルディーニ氏を呼び戻すことを画策していると周囲では伝えられていた。
しかし同会長はこのシーズン終盤における監督交代を考慮していないという主旨のコメントを残していることから、プランデッリ監督のもとで残留争いに臨む覚悟を決めているようだ。
なおジェノアは残り5試合のうち、ローマ、そしてアタランタとの対戦を残している。エンポリもインテルやフィオレンティーナなど上位陣との対戦を残しているものの、ジェノアが最終節まで残留争いに巻き込まれる可能性も考えられるかもしれない。
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