
北海道コンサドーレ札幌のDF福森晃斗は20日午後に行われた明治安田生命J1リーグ第8節・横浜F・マリノス戦での勝利、そして自らのフリーキックからの得点シーンを振り返っている。
この一戦で最終ラインの一角で先発出場した福森は、1点リードで迎えた9分、ゴールからやや遠い位置におけるファウルにより得たFKから直接ネットを揺らし、チームに貴重な追加点をもたらした。
また同選手は昨季にコンサドーレに所属していたMF三好康児とマッチアップするなど、攻守にわたりチームの勝利に大きく貢献している。
その福森は試合後、ミックスゾーンに姿を現すと、セレッソ大阪戦に続くリーグ戦勝利について「前節アウェイで1-0で勝っていたので、次はホームで勝ち切ろうという話をしていた。その中で複数得点・無失点で(試合を)終わることができてホッとしている」と振り返る。
また、この一戦でも無失点で終えることができた要因については「90分通して試合に出ている選手たちがしっかりハードワークして最後まで諦めない気持ちを持ってプレーしていることが一番の要因だと思っている」
「相手が攻撃的なスタイルだったので、今日は特殊な守り方をした。最終ライン4枚で守って、相手の攻撃において一番のポイントである(三好)康児をフリーにさせないという点をケアしながら、うまく守備をしようという話だった」と語っており、成長著しい元同僚を強く意識していたことを挙げた。
さらに昨年9月に行われたヴィッセル神戸戦以来となるFK弾については「少し距離はあったが、助走ついたときに『壁を越えたら入るだろうな』という感覚になった」
「あれを決めることができたのは、普段FK練習する時、スゲさん(菅野孝憲)や阿波加(俊太)がしっかりとついてくれるので、その中の結果だったと思っている」
「いつも良い準備はしようと思っていたので、その中の今日だった。今日決めたことによって、自分の中でホッとしたし、また次もこのような気持ちで蹴ろうと思った」とチームメイトに対する感謝の気持ちを言葉で表すとともに、普段のトレーニングにおける準備の賜物であるという考えを示している。
そして24日に控えているYBCルヴァンカップ・グループステージ第4節・V・ファーレン長崎戦、そして28日のJ1リーグ第9節・ジュビロ磐田戦に向けては「(V・ファーレン長崎戦に)出場する気持ちでいるし、そこでも勝ち切ってアウェイでの(ジュビロ)磐田戦に向けて良い準備をしていきたい」と意気込みを語った。
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