
ブルネイ・フットサルリーグでパハン・レンジャーズは勝利して、 それはさらに喜びとなる。全選手、 スタッフの揺るぎない努力の結果だった。 この勝利は選手たちにとって多くを意味し、結 果として一番の目標とする選手権に集中して士気を高め続けることができた。
トゥンク・ ファハドはマレーシアのフットサルが強くないことを率直に認めて いる。しかし言い換えれば、前進する途上にあるということだ。
「フットサルについて露出すべきことはたくさんありますよ。 もっと試合をたくさんのメディアに取り上げてもらう必要があるし 、フットサルチームや選手についてもそうです」
「フットサルが好きな人はたくさんいますが、 なかなか大好きな人はいない、 あまり露出がないからだと思います。タイ、インドネシア、 スペイン、日本などが、今発展してきている国々ですが、 このスポーツにはサッカーと並んで大きな可能性があることを信じ ているからだと思います」

記録としては、 隣国のタイがFIFAフットサルワールドカップ過去8大会中、 5回に出場。初回がグアテマラで行われた2000年で、 最新回がコロンビアで行われた2016年だ。 タイはデビュー以来出場権を獲得し続け、 2012年には自国バンコクで同大会の開催もしている。
マレーシアのフットサルの未来はどうか?
トゥンク・ファハドは、 あらゆる当事者が協力してフットサルの強固な基盤を築くことで、 今よりはるかに高い地位を獲得できると確信している。 露出を高めるには、 ファンからだけでなくリーグ自体の努力も必要と加えた。
また彼は、 代表フットサルチームがワールドカップに出場する可能性があるこ とも信じている。
「フットサルは新世代から大きな注目を集めているので、 私たちがすべきことは2部リーグを作ることだと思います。 マレーシア各地で毎週数多くのフットサル試合が開催されていて、 このスポーツに魅了された若者たちの間でセンセーションとなって います」
「2部の存在によって、 より多くのチームがMPFLの出場権を得て、 より高いレベルのフットサルを経験できるようになるかもしれませ ん」
「もう1つ、海外選手に向けた選手資格エントリーを開き、 彼らが地元チームに加わるのを促す必要があります。 海外選手はたくさんの経験や注目をチームにもたらしてくれて、 フットサルの人気度をあげるでしょうから、 各チームに少なくとも1人は必要ではないでしょうか。その結果、 たくさんの人がフットサルの試合を観戦し始め、 密にフォローするようになるでしょう」
海外選手の参入は、この国のフットサルの質を高め、 マレーシアが他国のライバルを追うことを可能にする。 試合の質を向上させるだけでなく、 全国的にその人気を高める可能性もある。
マレーシアの代表フットサルチームの現在の世界ランクは53位で あり、 いつかトップ10入りを望むなら一貫した努力と前進が必要だ。
「代表チームがワールドカップでプレーするのを見たいのなら、 今から始めてそれを私たちのメインビジョンに設定しなければなり ません。地元選手やファンにとっての夢の実現になるでしょう」
「 もっとたくさんのスポーツスクールやサッカーアカデミーが構築さ れ、現代サッカーの哲学が教えられればと思います。 これは重要な取り組みであり、 前進したいのであれば一貫性を保たなければなりません」
インタビューの終わりに、トゥンク・ ファハドは野心的な目標設定の重要性を強調した。
「それこそがこのゲームの美しさなのです。 たくさんの目標を設定し、達成するために常に努力すること。 プレジデントとして、それが私が選ぶ道です」
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