ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。ここ10年間様々な個人タイトルをほぼこの2人で独占し、現在のサッカー界において最高の選手と名高い2選手だ。しかし、悲しいことに彼らも人間で栄枯盛衰の理から逃れることはできないだろう。そしてその時は着実に近づいている。ただ、サッカー界には日々新たな才能が芽生え、観るものを楽しませてくれる。そこで今回は、メッシ、C・ロナウドに匹敵する可能性を秘めたライバルになり得る、4組の選手たちをご紹介する。
ネイマール&アザール
C・ロナウドとメッシが最前線から退くことになった場合、次の世代はパリ・サンジェルマンのネイマールやチェルシーのエデン・アザールだ。彼らはこれかた紹介する選手たちとは違い、活躍に対する信頼度がずば抜けている。今さら彼らの才能について説明するのも時間の無駄だろう。それくらいの活躍を彼らは見せている。C・ロナウドとメッシがもう少し早く生まれていれば、彼らが現在のサッカー界における顔だった可能性は高い。
ビニシウス&デンベレ
メッシとC・ロナウドはレアル・マドリード、バルセロナとスペイン国内2強のエースとして長きにわたって熾烈な争いを繰り広げてきた。そしてその争いは新たな世代へと引き継がれようとしている。ウスマン・デンベレとビニシウス・ジュニオールだ。どちらの選手も圧倒的なポテンシャルを有し、数多くのスター選手がひしめき合うチームの中で特別な存在感を放っている。5年後には2人であらゆる個人タイトルを競い合っているかもしれない。
ピョンテク&ヨビッチ
ゴールを奪うという能力に関して、ミランのクシシュトフ・ピョンテクとアイントラハト・フランクフルトのルカ・ヨビッチほど若くから才能を見せつけている選手は数少ない。ピョンテクはジェノアで才能を爆発させ、ミランでもその得点力がまぐれではなかったことを証明している。このままいけばあと10年間は最前線で戦えるストライカーになるだろう。また、ヨビッチもブンデスリーガでは世界的ストライカーであるロベルト・レバンドフスキに次ぐゴールを挙げている。間違いなくさらなるビッグクラブに引き抜かれるはずだ。この2人がレベルの高い得点争いを繰り広げる未来は想像に難くない。
ムバッペ&ラッシュフォード
ほんの数年間でパリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペは並みの選手では成し遂げられない多くのことを成し遂げてきた。彼が持つ圧倒的なポテンシャルは、彼がサッカー界の顔になる日が近いことを保証している。一方でマンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォードは数年前に期待されたほど才能を見せつけることができていない。ただ、オーレ・グンナー・スールシャール監督の存在が彼の状況を一変させようとしている。今のパフォーマンスを継続することができれば、将来はムバッペとともにサッカー界の顔となるだろう。
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