日本時間17日早朝にカンプ・ノウで行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、バルセロナ対マンチェスター・ユナイテッド。ルーク・ショウのオウンゴールにより、1stレグがバルセロナが1-0で制している。アウェイでの戦いに勝利し、ホームでの戦いを残すだけとなったバルセロナが有利という見方は強く、ユナイテッドの脱落を予想する人は多いだろう。しかし今回は、ユナイテッドの逆転突破を後押しする3つの事実をご紹介する。
バルサに立ちはだかる準々決勝の壁
バルセロナが最後にCL準決勝の舞台に立ってから、すでに4年が経過している。アトレティコ・マドリード、ユベントス、ローマに敗れ、過去3シーズンは準決勝に進出することができなかった。ローマとの戦いに関しては、1stレグを4-1で勝ちながら、2ndレグで歴史的な逆転負けを喫してしまった。バルセロナのCL準々決勝の戦いは、ここ3シーズン呪われている。
PSGを相手に逆転を果たしたマンU
ホームでのCL決勝トーナメント1回戦、パリ・サンジェルマン戦を2-0で落としたユナイテッド。しかし、アウェイの2ndレグを3-1で勝利し、奇跡の逆転を成し遂げた。CL史上、ホームで2失点を喫し敗れたクラブがアウェイの2ndレグで逆転を収めたのは初めてのことだった。ユナイテッドの逆転劇を予想していた者はほとんどいなかっただろう。そして、その逆転劇を起こすチャンスは準々決勝の舞台でもやってきた。
アウェイに強いマンU
CLというコンペティションにおいて、ユナイテッドはホームよりもアウェイでその強さをより発揮してきた。今シーズン、アウェイではわずかに1勝となっているユナイテッドだが、アウェイではユベントスやパリ・サンジェルマンを相手に白星を挙げている。
アウェイでより相手がボールを握る時間が長いほど、ユナイテッドのカウンターは鋭く、破壊力を増す。仮に、バルセロナを相手に先制するようなことがあれば、ユナイテッドの逆転はより現実的なものとなるだろう。
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