
FC東京で印象的な活躍を見せ、移籍の噂も浮上している17歳の久保建英。スペイン紙によれば、ビッククラブが獲得に興味を示しており、調査を行なっているようだ。ただ、今季はFC東京で戦うことが濃厚となっており、早急にクラブを去る可能性は少ないと見られている。そこで今回は、「現時点で久保が移籍する可能性は低い」とした上で、将来的な移籍先として考えられる、スペイン紙が報じた4つのビッククラブの「育成力」をご紹介したい。
バルセロナ
バルセロナが世界最高の育成機関であることは疑う余地がないだろう。国際サッカー連盟(FIFA)の教育研究機関であるスポーツ研究国際センターが発表した「5大リーグにおける下部組織出身選手のプレータイム(輩出人数)」で世界1位に輝いたことがその証左だ。2000年代後半に迎えたバルセロナ黄金期に比べると、トップチームの下部組織出身選手は減少しているが、移籍先でも活躍していることを踏まえると、「育成力」は極めて高いと言える。
レアル・マドリード
大型補強を敢行する金満クラブのイメージが強いレアル・マドリードだが、育成機関も世界屈指である。先述の「5大リーグにおける下部組織出身選手のプレータイム(輩出人数)」では、バルセロナに次ぐ2位にランクインしている。バルセロナと同じくトップチームでは活躍が難しいが、移籍先でも活躍している点を考えれば、「育成力」は高い。ただ、「禁断の移籍」はメンタル面に余計な負荷をかけることにもなりかねないため、出来れば避けたい移籍だろう。
パリ・サンジェルマン
こちらも金満クラブの印象が強いPSG。だが、近年のPSGは育成に巨額の投資を行なっており、世界最高クラスの下部組織を保有している。その成果はすでにトップチームに現れており、昨季のリーグ・アン最終節には、アドリアン・ラビオ、ティモシー・ウェア、クリストファー・ヌクンク、プレスネル・キンペンベ、アルフォンス・アレオラ、ヤシン・アドリ、ケヴィン・リマンと実に7名の下部組織出身が出場を果たした。若手選手の積極登用を行うトーマス・トゥヘル監督が在任しているだけに、移籍先としては悪くない選択肢かもしれない。
マンチェスター・シティ
もはや金満クラブのイメージも薄れてきたマンチェスター・シティ。トップチームで活躍する選手は少なく、印象的な活躍を見せているのはフィル・フォーデンくらいだ。それでも、ボルシア・ドルトムントで躍動するジェイドン・サンチョ、レアル・マドリードへ移籍したブラヒム・ディアスなど、クラブを離れた選手は素晴らしい活躍を見せており、ここ数年の下部組織出身選手の売却金額は1億ポンドを超えるとも言われている。ジョゼップ・グアルディオラ監督の指導を受ける機会に恵まれるだけでも、久保にとっては大きな財産になるだろう。マンチェスター・シティも当然、良い選択肢の一つになるはずだ。
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