来季CL出場権確保目指すインテルに痛手。主力MFが今月開催ビッグマッチ2戦の出場微妙に

　インテルのクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチはどうやら今月中に行われる公式戦を欠場する可能性があるようだ。現地時間8日、イタリアメディア『メディアセット』がこれを伝えている。

　ブロゾビッチは7日に行われたセリエA第31節・アタランタ戦で先発出場を果たしたものの、23分に筋肉に問題を抱えたことから途中交代でベンチに下がっていた。

　同選手は9日に負傷箇所の検査を受けるものとみられるが、どうやら14日に行われる第32節・フロジノーネ戦の欠場がほぼ確実となっているほか、この後に行われるローマ戦、さらには4月末に行われるユベントスとのイタリアダービーの出場も微妙という見方が広まっているようだ。

　一方、代表ウィーク期間中に負傷し、古巣ラツィオとの一戦を欠場していたオランダ代表DFステファン・デ・フライや同じく代表ウィーク明け以降欠場が続いていたアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスは今週から軽めのトレーニングを再開しており、フロジノーネ戦に間に合う可能性があるようだ。

　なお、インテルは31試合を終えて勝ち点57の3位につけている。ただ4位ミランや来季チャンピオンズリーグ（CL）出場圏外の5位・アタランタとの勝ち点差が5であるだけに、ローマ戦やユベントス戦の重要度が高まっている。来季CL出場権確保を目指すチームにおいて中盤の主力であるブロゾビッチの離脱は非常に痛い出来事だ。