
バイエルン・ミュンヘンのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの去就がここに来て再び不透明となっているようだ。現地時間8日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
ハメス・ロドリゲスは2017年夏にレアル・マドリードから2年レンタルでバイエルンに加入しており、今季終了後にそのレンタル期間が満了を迎える。
また同選手についてバイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)はすでに4200万ユーロ(約52億円)による買い取りオプションを行使する意向を明言していた。
しかし今月6日に行われたブンデスリーガ第28節・ボルシア・ドルトムントとのデア・クラシカーで先発メンバーから外れると、チームが5得点で快勝した中、最後まで出場機会を与えられなかったことから、周囲ではニコ・コバチ監督が同選手を高く評価していないという声が上がっている。
これに続いてこの週末でハメス・ロドリゲスがスペインの市民権を取得したことが明らかになっており、今夏レアル・マドリード復帰を熱望している可能性が高いという見方が広まっているようだ。
バイエルン首脳陣はコバチ監督の評価によってハメス・ロドリゲスを完全移籍で獲得するか決定する方針を貫く構えを見せているが、果たして同選手の去就問題は今後どのような展開を迎えるのだろうか。
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