5月1日から新元号「令和」が施行された。645年の「大化」から始まり、701年の「大宝」以降は1300年以上にわたって途切れることなく続いている元号。南北朝時代の並立元号も含めると、「令和」は248個目となるようだ。そこで今回は、新元号「令和」っぽいサッカー選手をご紹介したい。かなり強引ではあるが…お楽しみいただけたら幸いだ。
ルーカス・レイバ
所属:ラツィオ
新元号を聞いた瞬間にこの選手を連想したサッカーファンは多いのではないだろうか。ルーカス・レイバは、母国ブラジルのグレミオでプロデビューを飾ると、2007年に欧州挑戦を決意。プレミアリーグの名門リバプールで約10年間プレーし、通算346試合に出場した。2017年7月にイタリアのラツィオへ移籍。以降、セリエAで56試合に出場している。与えられた役割をしっかりと熟す、いぶし銀タイプの人気選手だ。
ホセ・マヌエル・レイナ
所属:ミラン
ホセ・マヌエル・レイナもサッカーファンであれば、すぐに連想してしまう選手だろう。2002年、ビジャレアルで頭角を現すと、2004/2005シーズンにはチームのUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献。この活躍を評価され、リバプールへのステップアップを果たした。すぐに正守護神の座を確保すると、約8年間に渡ってゴールマウスを守り続け、通算395試合に出場した。その後、ナポリ、バイエルンを経て、現在はミランに所属している。
レイバン・クルザワ
所属:パリ・サンジェルマン
モナコの下部組織出身のレイバン・クルザワ・2015年にパリ・サンジェルマンへ移籍を果たすと、着実に実力を伸ばし、フランス代表にも選出されるトップレベルのサイドバックへと成長を遂げた。今季は腰椎椎間板ヘルニアの手術から復帰し、リーグ戦10試合に出場している。現在の年齢は26歳。まだまだ成長過程にいる選手だろう。
マリオ・レミナ
所属:サウサンプトン
吉田麻也の同僚であるガボン代表のマリオ・レミナが、世界的な知名度を上げたのは2014/2015シーズン。オリンピック・マルセイユで名将マルセロ・ビエルサのもと、定位置を掴んだ。このリーグ・アンでの活躍が認められ、セリエAのユベントスへ期限付き移籍を果たした。しかし、分厚い選手層に阻まれ、出場機会を得られず、2017年にサウサンプトンへ移籍。当初期待された通りの成長曲線は描けていないが、まだ25歳。多くの伸び代を残す選手と言える。
アントニオ・カンドレーバ
所属:インテル
若手時代はウディネーゼから期限付き移籍を繰り返し、リボルノ、ユベントス、パルマ、チェゼーナと多くのクラブを渡り歩いたアントニオ・カンドレーバ。2012年、期限付き移籍で加入したラツィオで存在感を示して完全移籍。4シーズンにわたってプレーした。その後、2016年にインテルへ移籍。中盤のすべてのポジションをこなせるユーティリティ性が評価され、イタリア代表でも継続的にプレー機会を得ている。
フェレイラ・カラスコ
所属:大連一方
苦しくなってきた感のあるこの企画。6人目は元ベルギー代表のフェレイラ・カラスコ。2014/2015シーズン、UEFAチャンピオンズリーグで躍進を遂げたモナコで輝きを放ち、アトレティコ・マドリードへと移籍。ディエゴ・シメオネ監督の下で、さらなる研鑽を積み、世界トップクラスの選手まで成長を遂げた。2018年ワールドカップを目前に控えた冬の移籍市場で、まさかの中国移籍を決断。現在も大連一方で背番号10を背負いプレーしている。
ルーカス・トレイラ
所属:アーセナル
語感が徐々に「令和」から離れている気もするが、7人目はウルグアイ代表MFのルーカス・トレイラ。セリエAのサンプドリアで実績を積み、2018年のワールドカップで大ブレイク。小柄ながら卓越したポジショニングセンスでピンチの目を未然に防ぐ、いぶし銀の選手だ。どちらかと言えば守備に特徴のある選手だが、背番号は11番を背負っている。
ダニーロ・ペレイラ
所属:ポルト
ペレイラに手を出したらこの企画は最後だ。サッカー選手の中には、数多くのペレイラがいるが、今回はUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト8に残ったポルトの選手をご紹介する。ベンフィカの下部組織で育ったダニーロ・ペレイラだが、トップチームには昇格できず。イタリアのパルマを経て、ギリシャ、オランダと期限付き移籍で渡り歩くも、なかなか居場所は見つけられず。2013年に母国ポルトガルのマルティモヘ移籍し、ようやく安定した活躍を披露。2015年にポルトへとステップアップを果たすと、EURO2016ポルトガル代表に選出されるまで成長。2017/2018シーズンはクラブのリーグ制覇に大きく貢献した。
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