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活躍の割に注目度は低い?過小評価気味なストライカー5選

サッカーは相手よりも多くの得点を挙げることで勝利することができるスポーツだ。ゴールシーンは注目され、ゴールが仕事のストライカーは他のポジションに比べて注目度が高く、ディフェンダーなどに比べて移籍金も高騰しがちだ。ハリー・ケインやロベルト・レバンドフスキ、ルイス・スアレス、セルヒオ・アグエロのようなストライカーは常に世界から注目を集めている。一方で彼らと同じような活躍を見せながらも、彼らほどの注目を集めていないストライカーも多い。今回は、そんな過小評価気味のストライカーたちをご紹介する。


ラウル・ヒメネス

国籍:メキシコ

クラブ:ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ

プレミアリーグ昇格1年目のウルブスが、現在7位と健闘を見せているのは彼の活躍による部分が大きい。ポテンシャルは評価されていたものの、過去3シーズンで18ゴールだった彼は、今シーズン31試合で12ゴールを挙げている。キャリアハイのシーズンを過ごしていると言っていいだろう。ここ1、2年リザーブとしての扱いを受けていたメキシコ代表でも、スタメンとしての高い序列を掴み切る日は近いだろう。


ウィサム・ベン・イェデル

国籍:フランス

クラブ:セビージャ

イェデルはここ数年間スペインのトップレベルでプレーしてきたが、周囲の彼に対する認知の仕方には疑問がある。彼はコンスタンとに結果を残し続け、今シーズンは16ゴール、6アシストと素晴らしい活躍を見せている。自身のキャリアハイはトゥールーズ時代の1シーズン17ゴール。キャリアハイの更新は間違いないだろう。昨年3月にはフランス代表デビューも飾った。


ドゥバン・サパタ

国籍:コロンビア

クラブ:アタランタ

2013年からセリエAでプレーするサパタは、6年目にして、ついにその才能を開花させ切った。今シーズンここまでで記録したゴールは19。ユベントスのクリスティアーノ・ロナウド、ミランのクシシュトフ・ピョンテクに並んで、リーグ2位につけている。彼の勢いはコッパ・イタリアでアタランタがユベントスを下す、1つの原動力となった。


セバスティアン・ハラー

国籍:フランス

クラブ:アイントラハト・フランクフルト

なぜか、今でも便利屋のような扱いを受けているハラーだが、彼がいなければフランクフルトは大きな得点源を失うことになる。14ゴール、9アシストの活躍は並大抵のことではない。フランクフルトにとって、注目を浴びているルカ・ヨビッチ以上に重要な選手と言っても過言ではないだろう。


ファビオ・クアリャレッラ

国籍:イタリア

クラブ:サンプドリア

現在36歳のクアリャレッラはマウロ・イカルディ、ドリース・メルテンス、エディン・ジェコ、チーロ・インモービレ、クシシュトフ・ピョンテク、クリスティアーノ・ロナウドよりも多くのゴールを生み出している。今シーズンの彼は抜群のタイミングでボールを引き出し、素晴らしい技術でネットを揺らし続けている。2008年のEUROや2010年のワールドカップをイタリア代表として戦ったクアリャレッラは、その10年後に代表に再招集。先日、イタリア代表の最年長ゴール記録を更新した。


 

名前:菊池大将
趣味:サッカー観戦、映画鑑賞、読書
好きなチーム:ACミラン
幼少期に父親の影響でミランが好きになりました。アイドルはシェフチェンコ。パッション、データ、経済、カルチャー、サッカーの持つ様々な表情を見るのが好きです。よろしくお願い致します!

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