欧州その他

偉業達成なるか?今季3冠の可能性を残す欧州の4クラブ

代表マッチウィークに行われる2試合の代表戦も終わり、リーグ戦の再開が迫っている。多くのクラブは国内での順位向上や、タイトルを狙い戦いを続けることになるが、数少ないクラブは大陸全体の戦いに向けて準備を進めるだろう。タイトルを獲得することで、シーズン中に行ってきたことの正当性が証明される。国内リーグ戦、国内カップ戦、欧州カップ戦のすべてで成功を収めれば、そのクラブが行ってきたことへの正当性はより確実に保証されるだろう。欧州3冠はチェルシー、ユベントス、ミラン、レアル・マドリードといったクラブですら叶えることができていない。しかし、今シーズンは4つのクラブが欧州3冠の可能性を残している。1クラブずつご紹介していこう。


アヤックス・アムステルダム

アヤックスはサッカー界の伝統的なクラブの1つだ。1070年代から1990年代はサッカー界を席巻した。しかし時は流れ、彼らは欧州トップクラスの才能を抱えながらも、経済的な格差という圧倒的な力の差に抗うことができていない。競争力を維持するために、最良の選手を売却する必要がある。ヨハン・クライフとともに過ごした栄光の日々は遥か昔だ。

ただ、今シーズンは2005年以来となる決勝トーナメント進出を決めた。決勝トーナメント1回戦では、レアル・マドリードを相手に逆転劇を演じ、準々決勝進出も決めている。CLで勝ち残り、リーグ戦でも2位につけるアヤックスに準々決勝で立ちはだかるのはユベントス。強大な敵を破り、クラブ2度目となる欧州3冠の可能性を残すことができるだろうか。


ポルト

チャンピオンズリーグ(CL)にコンスタントに出場しているポルトだが、2004年に優勝して以降、彼らがこの大会に大きな影響を与えてきたとは言えない。しかし、1987年に初優勝を果たしたクラブは、ローマを相手に粘り強く戦い、15年ぶりの優勝に向け可能性を残している。これまでに、60以上の主要なタイトルを獲得し、ポルトガルで最も成功したと言えるポルト。しかし、3冠を達成したことは1度もない。リーグカップに敗れ、4冠の夢は閉ざされたが、依然として3冠の可能性は残している。リーグ戦の順位を1つ挙げ、CLで快進撃を見せることができるだろうか。


マンチェスター・シティ

これまでに紹介した2クラブとは打って変わり、マンチェスター・シティはその経済力を武器に力をつけてきた。2008年以降、国内だけでなく欧州での結果も求められてきたクラブだが、CLでは辛酸をなめてきた。昨シーズンに続き、今シーズンも国内リーグ戦での優位性を持ったままチャンピオンズリーグを戦うシティ。CL準々決勝ではおなじくプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーが立ちはだかる。

イングランドで欧州3冠を成し遂げたのはマンチェスター・ユナイテッドただ1クラブ。しかし、今シーズンのシティはそのライバルを上回る可能性を残している。すでにリーグカップで優勝しているシティは4冠の可能性も残しているだ。どちらが真のシティ・オブ・マンチェスターか見せつける絶好のチャンスだ。


バルセロナ

欧州3冠を達成したクラブは7つあるが、2回達成したことのあるクラブはバルセロナだけだ。そして、今シーズンはその数字を3に伸ばすチャンス。ライバルであるレアル・マドリードやアトレティコ・マドリードが足踏みしている間に、彼らとの勝ち点差を10以上に広げている。

CL準々決勝では復活の最中にあるマンチェスター・ユナイテッドと対戦するが、恐れる必要はないだろう。リオネル・メッシがリオネル・メッシを続けている間は、どのような強敵であっても打ち倒せる可能性が高い。今シーズンにおいて、3冠に最も近いクラブと言えるだろう。