かつてイタリア代表やキエーボを率いていたジャンピエロ・ベントゥーラ氏が古巣トリノにテクニカルディレクターとして復帰する可能性が浮上しているようだ。現地時間26日、イタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。
1981年からイタリア国内の様々なクラブを率いてきたベントゥーラ氏は、アントニオ・コンテ監督の後任としてEURO2016終了直後にイタリア代表監督に就任。
しかしワールドカップ・ロシア大会の欧州予選ではグループ2位で終えプレーオフに回るとスウェーデン相手に2試合合計0-1で敗れ、60年に本大会出場を逃したことにより解任されていた。
そして同氏は昨年10月に最下位に沈んでいたキエーボの指揮官に就任したもののチームの立て直しに失敗し、わずか4試合を戦って解任されると以降はフリーの身となっていた。
一方トリノはジャンルカ・ペトラーキ氏が来季よりローマのスポーツディレクターに就任する可能性が伝えられており、ベントゥーラ氏が後任としてトリノのテクニカルディレクター職に就くのではないかという見方が広まっている。
またトリノのウルバーノ・カイロ会長とベントゥーラ氏が良好な関係にあることも同クラブのテクニカルディレクター就任の可能性がある要因となっているようだ。
かつて2011年から2016年まで指揮官として長期政権を築いた実績を持つベントゥーラ氏であるが、果たして古巣クラブのフロントに入閣することはあるのだろうか。
コメントランキング