代表チーム イタリア代表

EURO2020予選・初戦で先発出場の19歳キーンが初ゴール。イタリア代表史上2番目の若さ

イタリア代表のモイーズ・キーン 写真:figc.it

 ユベントスのFWモイーズ・キーンは現地時間23日に行われたEURO2020予選・フィンランド戦でのゴールにより歴代記録に名を連ねたようだ。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 キーンは昨年11月の国際親善試合・アメリカ戦でイタリア代表デビューを飾って周囲から注目を浴びていた。また同選手はユベントスでは公式戦の出場機会が少ないものの、今月8日に行われたセリエA第27節・ウディネーゼ戦で2ゴールをあげるなど、自身の能力を発揮している。

 イタリア代表を率いるロベルト・マンチーニ監督もキーンの才能を高く評価しているが、このフィンランド戦ではフィオレンティーナのFWフェデリコ・キエーザが負傷による代表チーム離脱を強いられたこともあり、先発メンバーに名を連ねている。

 すると1-0で迎えた74分、右サイドを駆け上がっていたラツィオのFWチーロ・インモビーレからパスを受けたキーンはフィンランドのディフェンダー2人に挟まれながらもそのままシュートを放ちネットを揺らした。

 これにより19歳23日でこの試合を迎えていた同選手は、1958年に唯一18歳代で得点したブルーノ・ニコル氏に続きイタリア代表で史上2番目の若さでゴールを決めた選手として名を残すこととなっている。

 自らのゴールでEURO2020予選の初戦を勝利に導いたキーンは、将来のイタリア代表を背負う逸材として、今後も大きな期待がかかることだろう。