ミランは現地時間17日に行われたミラノダービーで試合中に口論に発展したアルゼンチン代表MFルーカス・ビリアとコートジボワール代表MFフランク・ケシエの両選手に対して処分を科したようだ。21日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』が伝えている。
この両者の関係を巡っては、9日に行われたセリエA第27節・キエーボ戦では31分にビリアが先制ゴールを決めた際、チームメイトが同選手のもとに駆け寄る中、ケシエは一足早く自陣に戻っており、同選手を祝福していなかった。
そしてミラノダービーでは先発出場を果たしたケシエが69分に不満げな表情で途中交代でベンチに退く際に、ベンチでビリアとの喧嘩。クラブスタッフが両者の間に入る騒ぎとなっており、試合後にジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が両選手の振る舞いに対して怒りをあらわにしていた。
そしてミラン首脳陣はビリア本人と代理人を呼び出し、罰金処分を言い渡した模様。金額は現時点で明らかになっていないものの、現在コートジボワール代表でチームを離れているケシエに対しても同様に処分が下されるようだ。
ミランは今年に入りダービー直前まで公式戦で無敗を維持していただけに、首脳陣は尚更このミラノダービーでの失態に憤慨しているに違いない。
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