レアル、ハメスを65億円で放出する可能性を模索か。バイエルンが今夏買取OP行使濃厚も

　レアル・マドリードは現在バイエルン・ミュンヘンへレンタル加入中のコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスについて今夏に5000万ユーロ（約65億円）で放出したいと考えているようだ。現地時間15日、スペインメディア『El Confidencial』が伝えている。

　ハメス・ロドリゲスは2017年夏にレアル・マドリードから2年レンタルでバイエルンに加入しており、今季終了後にそのレンタル期間が満了を迎える。

　また同選手についてバイエルンのカール＝ハインツ・ルンメニゲCEO（最高経営責任者）はすでに4200万ユーロ（約52億円）による買い取りオプションを行使する意向を明らかにしている。

　さらにレアル・マドリードは今週にポルトからブラジル代表DFエデル・ミリトンが来季から6年契約で合意に達したことを発表しており、外国人枠の関係からハメス・ロドリゲスのマドリード復帰の可能性はほぼないという見方が広まっている。

　ただ依然としてバイエルン以外の複数クラブが同選手の獲得に関心を示していることもあり、マドリードはバイエルンが行使可能な買い取りオプションよりも高額な移籍金で放出する可能性を模索していると伝えられている。

　ハメス・ロドリゲスは以前、マドリード復帰の可能性についてオープンな姿勢を見せていたが、果たして同選手の今後はどのようなものとなるのだろうか。