元ローマSD(スポーツディレクター)のモンチ氏はどうやら古巣セビージャに復帰する可能性が高いようだ。現地時間15日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
モンチ氏は2017年3月にセビージャのSD職を辞すると、翌月にローマのSDに就任。ドイツ代表DFアントニオ・リュディガー、オランダ代表MFケビン・ストロートマン、元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランなど主力を放出する一方で、MFニコロ・ザニオーロをはじめ将来有望な若手選手を獲得するなど、手腕を発揮していたものの、今月にエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督が解任されたと同時に、ローマを離れている。
そのモンチ氏を巡っては、昨夏以降マンチェスター・ユナイテッドやバルセロナ、アーセナルなど複数クラブが招へいに関心を示していると伝えられていた。
その中、セビージャは14日に行われたヨーロッパリーグ(EL)ベスト16でスラビア・プラハに敗れ、敗退したことを受けてパブロ・マチン監督の解任を決断。後任にはホアキン・カパロス氏が暫定監督として就任したいる。
そして同クラブのホセ・カストロ会長は「ホアキンがスポーツディレクターの役割をストップすることによって、我々は新しいスポーツディレクターを探している。我々はモンチがベストな選択であると考えているし、すでに彼とは交渉を始めている」と語っており、モンチ氏の古巣復帰が近づいていることを明かしている。
これまでもSD職で実績を残してきたモンチ氏であるが、今後の去就に注目が集まる。
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