日本代表

コパ・アメリカに向けて森保ジャパンの新兵器へ! サムライブルー初選出4名の経歴は?

今年6月にコパ・アメリカに臨む日本代表は、3月の代表ウィークでボリビア代表、コロンビア代表との親善試合に臨むが、この2試合に向けた招集メンバーが14日に発表されている。今回は初めて日本代表に選出された4名を紹介する。


鈴木武蔵

所属クラブ:北海道コンサドーレ札幌
年齢:25
ポジション:FW

今季V・ファーレン長崎から北海道コンサドーレ札幌に加入した鈴木武蔵は、元イングランド代表FWジェイ・ボスロイドとセンターフォワードのポジション争いを演じ、明治安田生命J1リーグ第2節・浦和レッズ戦で移籍後初先発を飾ると、圧巻の2ゴールでチームを勝利に導いている。そして先週末に行われた第3節・清水エスパルス戦も得意とする背後への抜け出しからチャンスを演出すると、ゴールショーのきっかけとなる先制ゴールをマークしている。これまでは少し荒削りの一面もあり伸び悩む時期もあったが、コンサドーレ加入、そして日本代表初選出をきっかけにキャリアアップを図りたいところだ。


畠中槙之輔

所属クラブ:横浜F・マリノス
年齢:23
ポジション:DF

J1通算出場わずか8試合での日本代表招集に多くのファンが驚いたことだろう。育成に定評のある東京ヴェルディの下部組織で頭角を現すと2014年にトップチーム昇格を果たす。町田ゼルビアへのレンタル期間も経て昨季途中に横浜F・マリノスに加入。最終ラインの選手層で不安を抱えていたマリノスで戦力になると、アンジェ・ポステコグルー体制2年目となった今季は開幕からレギュラーを掴むと、ビルドアップ時に狭いスペースを突く縦パスを供給して攻撃のスイッチを入れる役割を果たし、チームの快進撃に大きく貢献している。


安西幸輝

所属クラブ:鹿島アントラーズ
年齢:23
ポジション:DF

畠中槙之輔と同様に東京ヴェルディの下部組織出身であり、左サイドバックを本職とする安西幸輝は2014年のデビュー1年目からレギュラーに定着している。そして昨季に鹿島アントラーズへ完全移籍で加入すると、両サイドのサイドバックのみならずサイドハーフでも出場機会を与えられ、負傷者が続出したシーズン終盤に貴重な戦力としてAFCチャンピオンズリーグ(ACL)初優勝の原動力となった。縦への推進力やドリブル突破、複数ポジションをこなせるユーティリティ性を高く評価された上での代表初選出となっている。


鎌田大地

所属クラブ:シント=トロイデンVV
年齢:22
ポジション:MF

鎌田大地がアジアカップでメンバー入りしなかったことを不思議に感じたファンは多いことだろう。同選手はサガン鳥栖在籍時に2トップの背後で主力に定着し、前線の起点として機能する。2017年夏にアイントラハト・フランクフルトへ加入し海外挑戦を果たすも、1年目は出番に恵まれなかった。しかし今季はレンタルでシント=トロイデンVVに加入すると、ここまでリーグ戦23試合に出場し12ゴールと決定力をいかんなく発揮している。トップ下のポジションで身長180cmと代表メンバーの中では高さもあるだけに、今回の結果次第では代表定着の可能性も大いにあるだろう。