Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

北海道コンサドーレ札幌、ホーム開幕戦で圧巻4得点のA・ロペスがゴール直後のアクシデントでは…

アンデルソン・ロペスと鈴木武蔵がネットを揺らした 写真提供:GettyImages

 北海道コンサドーレ札幌は9日に行われた明治安田生命リーグ第3節・清水エスパルス戦で新戦力が躍動している。

 V・ファーレン長崎で昨季2桁得点をマークしたFW鈴木武蔵が先制ゴールをもたらすと、一昨季にサンフレッチェ広島でプレーしていたMFアンデルソン・ロペスがPKを含む4得点と大暴れ。ホームのサポーターを目前で得点能力をいかんなく発揮している。

 その5つの得点シーンの中でも、アンデルソン・ロペスは49分にネットを揺らした際に、札幌ドームのピッチの柵をジャンプして乗り越え、約3m下の地面に転落するというアクシデントに見舞われたことが大きな話題となっている。

 同選手は試合後のインタビューにおいて「チーム全体で良い内容の試合をして勝ち点3をとれたことがまずは嬉しい」とチームが勝利したことを喜ぶと、1試合4ゴールという結果には「こんなに良い状態は過去になかった」と喜びを覗かせる。

 そして後半開始早々のゴール直後に転落したシーンについて質問を受けると「飛び越えたときに気が付いた。正直興奮気味でジャンプをしたときに空中で気づいた。空中で立て直して両足でしっかりと着地を決めることができた。もし片足(での着地)だったら、怪我をしているだろう」と振り返っており、とっさの判断で幸いにも怪我をしなかったことを明かしている。

 さらにアンデルソン・ロペスはホーム・札幌ドームでのサポーターの声援について「最初から最後まで情熱的な応援をしてくれて感謝しているし、(勝利して)おめでとうと言いたい」と感謝の言葉を述べた。