ローマは現地時間7日、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督の解任を公式発表している。
ディ・フランチェスコは2017年夏に自身が現役時代に在籍していたローマに指揮官として復帰すると、昨季はチャンピオンズリーグ(CL)でベスト4まで進出するなど就任1年目ながら好成績を残していた。
ところが今季は序盤での出遅れが響き、リーグ戦では現在来季CL出場圏外の5位となっている。また1月にはコッパ・イタリア準々決勝・フィオレンティーナ戦で1-7と惨敗を喫すると、先週末のセリエA第26節・ラツィオ戦でも3失点と完敗。
これにより、首脳陣は6日に行われるCLベスト16・ポルト戦で敗れた場合は監督交代に動く可能性が高いと伝えられていた。そしてそのポルト戦では延長戦の末1-3、2試合合計3-4で敗れたことによりベスト16での敗退が決定。
さらに試合後に出席が義務付けられている記者会見にディ・フランチェスコ監督が顔を出しておらず、そのまま解任されている。
なお同監督の後任として、かつて2015/16シーズンにレスター・シティをプレミアリーグ優勝に導いたクラウディオ・ラニエリ氏が今夏まで暫定的に指揮を執る模様。
同氏は8日午後にもローマ入りするものとみられ、2009年以来となるローマ指揮官就任はほぼ確実となっているようだ。
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