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ローマ、ディ・フランチェスコ監督が辞任か。CLベスト16敗戦後に会見行わず

ローマのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督 写真提供:GettyImages

 ローマのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督はチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16での敗退が決定したことにより、自ら指揮官を辞任する可能性があるようだ。現地時間6日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』が伝えている。

 ディ・フランチェスコ監督の去就を巡っては、今年1月にコッパ・イタリア準々決勝・フィオレンティーナ戦で1-7と惨敗を喫したことにより、ジェームズ・パロッタ会長が同監督に対する不満を募らせていた。

 また2日のセリエA第26節・ラツィオ戦でも3失点の完敗を喫したことから、6日に行われるCLベスト16・2ndレグのポルト戦で敗れた場合は監督交代を行う可能性が取りざたされていた。

 そして迎えたポルト戦では1-2で後半まで終え延長戦に入ると、延長後半12分に勝ち越しゴールを許しそのまま試合終了。2試合合計スコア3-4となり、ベスト16で姿を消すという結果に終わっている。

 ディ・フランチェスコ監督は試合後の会見に姿を見せなかった模様。さらにMFディエゴ・ペロッティが「彼はどうしたいのか決めることになるだろう」と同監督の今後についてクラブを離れる可能性を示唆するコメントを残しているようだ。

 昨季は就任1年目ながらもCLベスト4という好成績を残していたディ・フランチェスコ監督ではあったが、今季はクラブ首脳陣から信頼を得ることができなかった。今週末までにどのような動きが見られるのか注目が集まる。