マウロ・イカルディと同選手の妻であり、かつ代理人を務めているワンダ・ナラさんがジュゼッペ・マロッタCEO(最高経営責任者)と会談の場を持ったようだ。現地時間6日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』が伝えている。
インテルは2月中旬にこれまでイカルディに与えられていたキャプテンの役割をスロベニア代表GKサミール・ハンダノビッチに変更することを公式発表しているが、これ以降イカルディは公式戦を欠場している。
また同選手は2月中旬以降、膝の負傷を抱えていることを主張しているものの、クラブのメディカルチェックでは特に異常が見つかっていない。ただイカルディは今月4日、ルチアーノ・スパレッティ監督に対してトレーニングに参加しない意向を伝えており、7日に行われるヨーロッパリーグ(EL)ベスト16の1stレグ・アイントラハト・フランクフルト戦に欠場することが確定している。
その中、インテルはマロッタCEOは事態の打開を図るためにも会談を行ったことを公式発表している。ただ複数のイタリアメディアが伝えるところによると、両者の議論は平行線を辿った模様。
マロッタCEOはキャプテンマークをイカルディに戻す考えを持っておらず、選手サイドもシーズン中でのキャプテン交代に対して納得していないようだ。
なおこの会談ではイカルディの去就に関わる議論は行われなかったものとみられるが、もし双方が妥協点を探れない状況が続くと今夏退団の可能性が高くなるかもしれない。
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