レアル・マドリードのラモス・カルデロン元会長はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの退団劇について語っているようだ。現地時間25日、スペインメディア『Radio Villa Trinidad』が伝えている。
ロナウドは2009年夏から昨夏までマドリードに在籍し、数多くのタイトルを獲得してきた。ただ昨夏にクラブ首脳陣との対立により、ユベントスへの電撃移籍を果たしている。
その電撃移籍の舞台裏についてカルデロン元会長は「クリスティアーノはチャンピオンズリーグを制した後に年俸をあげるように求めていた。しかし、フロレンティーノ(・ペレス会長)はこれを拒んだ。またロナウドはネイマール獲得に多額の資金をつぎ込もうとしていることに対しても怒りをあらわにしていた」と語っており、マドリードがパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマール獲得に動いていたことを明かしている。
また同氏は「フロレンティーノはもし1億ユーロ(約131億円)のオファーが届けば、ここを出ていくことができると彼に告げていたし、実際にそれが起こったよ」とクラブ首脳陣がロナウドの引き留めを行わなかったことも明かした。
マドリード在籍時から度々クラブ首脳陣との間で抱えている問題が表面化していたロナウドであるが、ネイマール獲得への動きが退団への引き金となっていたようだ。
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