チェルシー正守護神の交代拒否にサッリ監督が言及。リーグ杯決勝でPK戦の末敗れる

　チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は現地時間24日に行われたカラバオカップ（国内リーグカップ戦）決勝・マンチェスター・シティ戦におけるGKケパ・アリサバラガの振る舞いに激怒しているようだ。同日、イギリスメディア『BBC』がこれを伝えている。

　この一戦では0-0で迎えた延長後半の14分にケパが負傷。ピッチ内にチームドクターが入り、ベンチではGKウィルフレード・カバジェロがピッチサイドに立って交代出場の準備を行っていたものの、ケパはこの途中交代を拒否。交代が行われることなく試合は再開されている。

　そしてチェルシーはPK戦で1人目のイタリア代表MFジョルジーニョと4人目のDFダビド・ルイスが失敗したことにより、3-4で敗れタイトルを逃している。

　サッリ監督はケパの交代拒否について「彼がフィジカル面で問題を抱えていることにより、私は彼に対して交代するように求めたことを彼自身理解していいた。ただ彼は『問題はなかった』と言っていた」と語っており、交代拒否時のやり取りについて語っている。

　また同監督は戦術面による交代ではなく、あくまでも同選手が負傷したと自身が思い込んでいたと強調しており、誤解があったと考えているようだ。

　なお、サッリ監督の去就を巡って一部メディアはこのカラバオカップ決勝で敗れた場合は解任の可能性があると伝えている。