
世界屈指のビッグクラブであると同時に、世界最大級の育成機関でもあるレアル・マドリード。あまり知られていないが、実はレアル・マドリードの下部組織出身だったという選手は、意外と多い。そこで今回は、あまりしられていない、レアル・マドリード所属経験のあるスター選手たちをご紹介する。

ファビーニョ
現所属:リバプール
レアル所属:2012~2013
モナコで世界的な知名度を獲得したファビーニョだが、モナコ加入前に彼が所属していたのがレアル・マドリードだ。2012年にポルトガルのリオ・アベからレアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)に加入。翌年にはトップチームデビューを果たし、アンヘル・ディ・マリアへのアシストを記録したこともある。ただm2013年夏の移籍市場で、今度はモナコへとローン移籍。チャンピオンズリーグ(CL)ベスト4躍進の中心メンバーとして、世界的に名前を知られるようになった。

フアンフラン
現所属:アトレティコ・マドリード
レアル所属:2004~2006
アトレティコ・マドリードのサイドバックとしての印象が強いフアンフラン。200試合以上に出場しているのだから、無理もないだろう。しかし、実は彼はマドリードの下部組織出身。2004年にトップチームデビューを果たしたが、やはり出場機会の確保は難しく、エスパニョールへの1年のレンタルを挟んでオサスナに完全移籍。オサスナで実績を挙げたフアンフランは2011年にアトレティコ・マドリードへと加入。34歳となった今でも、チームの貴重な戦力だ。

フィリペ・ルイス
現所属:アトレティコ・マドリード
レアル所属:2005~2006
右サイドバックだけでなく、アトレティコの左サイドバックもレアル・マドリード所属経験がある。ただ、フアンフランがトップチームに所属したのに対して、ルイスはレアル・マドリード・カスティージャでのみプレーしている。カスティージャでは1シーズンで40試合近くに出場するなど、主力としてプレーしていた。その後、デポルティーボ・ラ・コルーニャで実績を残し、アトレティコ・マドリード移籍を決めている。

サウール・ニゲス
現所属:アトレティコ・マドリード
レアル所属:2006~2008
アトレティコから3人目。実はサウールもレアル・マドリードに加入していた時期がある。ただ、フアンフランのようにトップチームでなければ、フィリペ・ルイスのようにカスティージャでもない。サウールは2006年、11歳の時にレアル・マドリードの下部組織に入団した。しかし、そこではサウールに対して、靴を隠したり、食事を奪ったり等のいじめが待っていた。監督とは良好な関係だったとサウールは語っているが、1年あまりでアトレティコ・マドリードの下部組織へと移った。いじめさえなければ、レアル・マドリードは貴重な人材を手にしていただろう。

フェルナンド・パチェコ
現所属:デポルティーボ・アラベス
レアル所属:2011~2015
アラベスの守護神、パチェコもレアル・マドリードの下部組織出身だ。2006年に入団すると、2015年8月までレアル・マドリードでプレーし続けた。Cチーム、Bチームでは出場機会を獲得したパチェコだったが、トップチームでは1試合も出場することができなかった。

デニス・チェリシェフ
現所属:バレンシア
レアル所属:2002~2012
ロシアワードカップでロシア代表として輝きを放ったチェリシェフも、実はレアル・マドリードの下部組織出身。幼少期からスペインでサッカーをプレーしてきた同選手は2002年にレアル・マドリードの下部組織に入団。2012年のトップチームデビューまで、約10年間をマドリードで過ごしている。ただ、トップチームではカップ戦1試合の出場にとどまっている。
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