チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の中で、最も注目度が高いと言えるアトレティコ・マドリードとユベントスの一戦。両者ともに優勝候補の一角であり、優勝を強く欲するクラブだ。今回は注目の1戦を前に、両クラブでプレー経験のある現役選手3名をご紹介する。
ジエゴ
ユベントス所属:2009/2010
アトレティコ所属:2011~2014
ブレーメンでドイツ年間最優秀選手に輝くなど、世界的な知名度を獲得したジエゴは2009年5月にユベントスへ加入。しかし、セリエAのスタイルになじめず、ジュゼッペ・マロッタGMは1年で構想外という決断を下した。再びドイツに戻ったジエゴは、2011年8月にアトレティコへレンタルで加入。ディエゴ・シメオネ監督の下、トップ下で輝きを放ち、ヨーロッパリーグ(EL)制覇に大きく貢献した。その後ボルフスブルクに復帰したジエゴだが、2014年に再びアトレティコに加入。現在は母国のフラメンゴでプレーしている。
アルバロ・モラタ
ユベントス所属;2014~2016
アトレティコ所属:2019~
2012/2013シーズンに前年の活躍が認められ、レアル・マドリードのトップチームに昇格したモラタ。しかし、選手層は厚く十分な出場機会は得られなかった。すると、2014年夏にユベントス移籍を決断。ユベントスで出場機会を獲得し、それがスペイン代表での出場機会にも繋がった。ただ、2016年にマドリードが買い戻しオプションを行使したことで、古巣に復帰している。その後チェルシーへ移籍したモラタだが、十分な出場機会は得られず。今冬の移籍市場で、アトレティコ・マドリードにレンタルで加入している。
マリオ・マンジュキッチ
ユベントス所属:2015~
アトレティコ所属:2014/2015
ロベルト・レバンドフスキの加入などで、徐々に出場機会を失っていったマンジュキッチは2014年夏の移籍市場でバイエルン・ミュンヘンからアトレティコに移籍を果たす。アトレティコでは多くの試合に出場し、多くの得点を挙げたわけではないが、マドリード・ダービーでの鮮烈な活躍などで、サポーターの記憶に強く焼き付く選手だった。ただ、翌年にユベントスへの移籍が噂されると、夏の移籍市場で完全移籍。現在もユベントスにとって欠かせない選手の1人だ。
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