大分トリニータ 名古屋グランパス

元甲府、名古屋、大分のダニエルが36歳で逝去… 片野坂知宏監督がコメント寄せる

大分トリニータの片野坂知宏監督もコメントを寄せた 写真提供:GettyImages

 かつてヴァンフォーレ甲府、名古屋グランパス、そして大分トリニータに在籍していたブラジル人DFダニエルが日本時間10日に母国で逝去したことを受け、同選手との別れを惜しむ声が上がっている。

 ダニエルは2014年夏から在籍していた大分トリニータで主将を務めていたものの、2016年に癌を患っていることが明らかとなり、現役引退とともに闘病生活に入っていた。

 そのダニエルの訃報を受け、名古屋グランパスは公式インスタグラムに背番号「22」のユニフォーム姿の写真を掲載するとともに「2012-2013シーズンに在籍したダニエルさんが36歳の若さで亡くなられました。心よりお悔やみ申し上げます。名古屋で共に闘った日々を私たちは忘れません」とコメントを添えている。

 また大分トリニータで2016年から率い、ダニエルとともに戦った片野坂知宏監督は「この度、ダニエルの訃報を聞いて、あまりにも早くに逝ってしまい非常に残念で悲しく思います。心からお悔やみ申し上げます。大分トリニータには2014年から2016年まで在籍してもらい、私は2016年のJ3の時に一緒に戦いました。その時から病と戦いながら身体にムチ打ち、トリニータのJ3優勝へ多大な貢献してくれました。本当に感謝しております」

 「当時の強い精神力、誰よりもチームの成果を優先にプレーしていた事、引退後もきっと病に打ち勝って回復すると思っていました。本当に残念で仕方ありません。ダニエルの残してくれた姿勢を胸に刻み、これからも精進し、天国で喜んでくれる成果を出せるように頑張りたいと思います」

 「ダニエルを応援してくださった方々、ダニエルに関わる全ての方々にお悔やみ申し上げます。 大分トリニータ監督 片野坂知宏」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。