アトレティコ・マドリード レアル・マドリード

レアル正守護神、マドリードダービーでの古巣対戦振り返る「最大限の敬意を払っている」

レアル・マドリードのティボー・クルトゥワ 写真:La Liga

 レアル・マドリードのベルギー代表GKティボー・クルトゥワは現地時間9日に行われたラ・リーガ第23節・アトレティコ・マドリード戦で先発フル出場を果たした感想を語っているようだ。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 クルトゥワは2011/12シーズンから3年間にわたりアトレティコ・マドリードに在籍していた過去を持つ。そのアトレティコ・マドリードと強烈なライバル関係にあるレアル・マドリードの選手として古巣のホームにやって来たクルトゥワに対しては、試合中にスタンドのファンからネズミのおもちゃをはじめ数多くの物が投げ込まれている。

 このマドリードダービーではイエローカード9枚、退場者1人を出す乱戦となったものの、レアル・マドリードが3-1と勝利を収めている。

 試合後、クルトゥワはレアル・マドリード移籍後初となった古巣アトレティコ・マドリードとの試合について「僕は落ち着いていたし、冷静さを保っていたよ」と語っている。

 また同選手は「僕は3年間ここに在籍していたし、この事実を消し去ることはできない。アトレティコに対しては最大限の敬意を払っている。人々は僕をリスペクトしてくれているし、道端で僕に会ったアトレティコのファンも僕がベストを尽くせるように願っているよ」とコメントを残しており、アトレティコのファン全員が必ずしも自身に対して敵対心を持っているわけではないことを主張している。

 このダービーマッチでマドリードの勝利に貢献したクルトゥワは、今後も正守護神としてチームの力となることだろう。