欧州リーグ戦も2/3を消化し、優勝争いや1部残留に向け熱い戦いが増えている。今回は、世界トップレベルの欧州5大リーグをけん引する影響力を持った選手を、各リーグから1人ずつご紹介する。
エデン・アザール
クラブ:チェルシー
アザールの活躍を見れば、彼の市場価値が日に日に上昇していることに何の疑問も抱かないだろう。アタッカー陣の中心として攻撃を成り立たせ、24試合で10ゴール、10アシストと躍動。ゴンサロ・イグアインが加入するまで信頼できるストライカーが不在だったチーム事情もあり、中央でプレーする機会も多かった。今シーズンはすでに9試合でマン・オブ・ザ・マッチに選出されており、いかに彼が試合の中心にいるかがよくわかる。
クリスティアーノ・ロナウド
クラブ:ユベントス
C・ロナウドがユベントス加入はクラブだけでなく、リーグ全体にいい影響を与えていると言えるだろう。世界的スーパースターの存在により、これまで以上に注目を集めるリーグとなった。21試合に出場し17ゴールを稼いでいるC・ロナウドはゴールランキングの首位に立っている。34歳の選手にとって、新たに挑戦したリーグで得点王を狙える位置にいるということは、簡単なことではない。
マルコ・ロイス
クラブ:ボルシア・ドルトムント
今シーズン、盟主バイエルン・ミュンヘンに勝ち点7差をつけ首位に立つドルトムント。彼らの躍進の原動力となっているのがマルコ・ロイスだ。リュシアン・ファーブル監督の下、中盤の攻撃的なポジションで新境地を開拓した。19試合で13ゴール6アシストと数字面においても、彼の活躍は際立っている。また、今シーズンのロイスは守備面でも素晴らしい。効果的なタックルと献身的な姿勢でチームに大きく貢献。ブンデスリーガの盛り上がりを支える選手の筆頭格だ。
キリアン・ムバッペ
クラブ:パリ・サンジェルマン
ロシアワールドカップで成功を収めたムバッペの勢いは留まるところを知らない。爆発的なスピードと圧倒的なスキルにより、16試合で18ゴールを稼ぎ出している。1試合あたり1.13ゴールと驚異的だ。リーグアンは他の4リーグよりも、競争力に関して劣る部分があるかもしれない。それでも、彼は欧州で2番目にゴールを生み出している。ネイマールが負傷離脱した今、彼がPSG攻撃陣の核となる。
リオネル・メッシ
クラブ:バルセロナ
かつての神童はフットボールの神と呼ぶにふさわしい活躍を見せている。20試合で21ゴールと凄まじい決定力を見せつけ、アシスト数も2ケタに乗せている。腕の骨折による離脱期間があることを考えると、信じられない成績だ。驚異的な彼の活躍はデータにも表れており、1試合あたり3.9回のドリブル突破。また、3回のキーパスという怪物じみた数字も残している。マン・オブ・ザ・マッチにはすでに10回選ばれている。
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