今冬の移籍市場からチェルシーに移籍したアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが引退を考えていた時期があったことを明かした。英紙『ミラー』が伝えている。
ユベントスから買い取りオプション付きのレンタルでミランに所属していたイグアイン。チェルシーは保有元のユべントスと今季終了時までのレンタルでの獲得に合意。また、契約には3600万ユーロ(約45億円)の買い取りオプションが付随しているとみられている。
そんなイグアインが、2016年のコパ・アメリカの後に現役を引退しようとしていたことを明かした。
◆ゴンサロ・イグアイン
「僕は母親の看病をするため、サッカーを辞めるべきだと決心していた。
コパ・アメリカの最中はそれを知らずにプレーしていて、真実を聞いたときは世界が終わったように感じたよ。知らずに決勝を戦っていたことに罪悪感も感じた。そして母のこと以外、考えることができなくなったんだ。
僕は母親にサッカーを辞めると話した。だけど母は僕がサッカーをプレーしていることが自分の幸せなんだ、と言った。彼女は僕に対し、愛しているものを簡単に諦めることを許さなかったんだ。
母は僕にサッカーを続けてほしかった。僕はその願いを実行しなければいけないと分かったんだ。
家族や友人は僕にとっての全て。サッカーはその後ろにある。みんなにはこれを理解してもらいたい」
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